アジャスタな心
いつも山吹をご利用くださり誠にありがとうございます。
先日の日曜日は朝から那覇の波の上宮にてお茶の講習会がありました。
段々というかどんどん複雑になるお点前に茶道の歴史を携わってきた人達の念い年輪を感じない訳にはいきません。
なのですが、毎回京都からお越しになる講師は何人もいらしてそのたびに微妙に手が違い、あーだったり、こーだったり…
そして私は聞いてしまった……
『今さらね、今さらこうしてと言ったってね。
私達は今のままで行こうね』
隣で椅子に腰掛ける社中の先生どうしのはなし…
(ウンウンわかる分かる。
私の立場で言えることじゃあないけれど)
人はそれぞれセンス、美的感覚も違う。
合擦り寄せて、譲歩しあって、そして囲い込み合う…
なんか今の政治家みたい…
そして我が山吹もまたしかり…
懐事情の悪い時、リスクを覚悟で投資をする社長と
あらゆる経費からコストカットで頭悩ます女将
自民か民主か?
合擦りよりよいとこどり出来たらいいね。
芸の世界も商いもはたまた政も避けて通れぬ道ならば
せめて楽しく他人様に幸せを分けて差し上げられる……
そんな生き方したいものです。