三島由紀夫の美☆
沖縄県立博物館にて篠山紀信展開催中☆
1万人超えの大人気です。
奥様の南沙織さんを始め沖縄の女優がとても素敵☆
最初のコーナーにGODと題した場所で
くぎ付けにしたのは三島由紀夫だった。
自宅に戻り彼の本を幾つか手元におき
「行動学入門」をめくる。
気になったのはこの本だったから…。
あとがきは彼が自決する一月前に
書いたものだったのを知って身震いがした。
死を美学と捉えていたと本好きな友達は言ってた。
この行動学入門には沢山の終わりがあるが
死の終わりは書かれてなかった。
その幾つかの終わりの中に英雄の
終わりがあってこう書いてある。
長いから少しだけ書き留めてみた。
「男が英雄である事は、男が真の男になることであって、
いわば背水の陣をしいてしまったようなものだから、
ある時点から彼が英雄でなくなると、
もう帰る場所はなく、英雄であった自分より
劣る男になる他はない。
栄光が終わるとあとはただの男、
相対的にニセモノとなった男として生きる他はない」
そしてあとがきにはこうも書いてある。
「まじめで良心的なのも思想だが、
不真面目で良心的という思想もある。
又、一番たちの悪いのにまじめで非良心的と
いう思想もある。
私はこの第三の思想にだけは陥りたくないと
日頃自戒している者である」
三島由紀夫の目も眩むような大きな写真を見たら
眼光鋭く執念みたいなものが突き刺してきた。
幾つかの文庫本の中から迷わずこの本を
取らせたのも執念?
な訳ないか。
今日は長くなりました。
読んで下さった画面の向こうの皆様
ありがとうございます。
そして又また香港のお客様から♪
Kawai君とSobingお姉ちゃん、
明るくてやんちゃで人懐っこい彼はとても
素敵なボーイでした。
日本語の可愛いと同音に喜びニコニコしながらね☆
明日も皆様にとって素敵に
生きる喜びがある事を祈って☆