眠れなくなった訳☆

眠れなくなった訳☆

図書館でランダムに何気なく手に取った本

「私の名前はHell」ロリータ・ビーユという
19才のフランスの女の子が書いた書だったから

読み始めからインターバルなしで捻くれた
あばずれ毒舌からはじまった

裕福で美しくドラッグ、高級ブランド、
そしてパリ16区が舞台となるセレブな社交界

あり得ない程の毒を吐く少女

それは自伝と創作の世界という中を
巧みな文書力でフランスのベストセラーになったと
ネットで知った。

見栄と性と人間の悪を結集させて
理性と教養に溢れるフランス文学とも云える
この本は本当に19才?と

読みながら苦しく辛くなる程なのに
表現力の凄さに引き込まれてしまった。

舞台はきらびやかなゆえ苦しさが増し

最後の言葉…

「人類は苦しんでいる。だから私も一緒に苦しむ」

そう締めくくられてた。

辛くなった私は考えるのをやめてしまった。

映画化はされているが残念ながら
日本では未公開だったようだ。

日本での本の出版は2004年

今彼女はどんな本を書いているのだろう?

そして私はまだ読んだ事に振り回されている

早く頭を切り替えなきゃと

あ~~、今夜は眠れなくなりそうだ~。

羊を数えて

今夜もお休みなさい。

明日も皆様にとって素敵な一日を☆

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