積み重ねる美☆
着物で仕事をするようになって25年…
人生の半分を着物で過ごしている事になる。
なのに…
日本の伝統染めや織物について全く素人な私
季節を意識するように教えて貰っても
この九月沖縄の暑さだとまだ紗や絽などの単衣でも
十分の気がしているのだけれど…。
そこで、沖縄の染織についての豆知識を…
沖縄は京都にひけをとらない程の
伝統工芸品がある。
琉球びんがたという染色は沖縄でただ一つの染めで
鮮やかな色使いと大胆な模様が印象的、
高貴な士族だけの衣装だった。
織物といえば
まずは国の文化財の芭蕉布、
久米島紬、
宮古上布があり
その他に読谷山花織(ゆんたんざはなうい)
知花花織(ちばなはなおり)
八重山上布(やえやまじょうふ)
八重山ミンサー
読谷ミンサー
与那国織
そして琉球絣や首里織などのすべてが
経済産業大臣指定伝統工芸品となつている。
その中で私の一番のお気に入りは首里織☆
花倉織の涼しげで洒落た感じが幾つになっても
好きでいる。
こんなにも小さな島で伝統を引き継いでいる織物も
沖縄の宝だと思っているのだけれど。
高いけれど県内で売るよりも都心へ出すと
一気に売れてしまうというから有難い事なのだと思う。
沖縄へ旅行する時の寄り道として国際通りにある
「那覇市伝統工芸館」を訪ねてみて欲しい
新しい沖縄の魅力に惑わされる事を期待しています。
今日も山吹をお引き立て下さり
誠にありがとうございます。
美しいものを伝承する沖縄の女性
そして日本を先進国へと作り上げた頼もしい
昭和の男達も忘れてはいけません。
長い事お世話になるM社の皆様です。
昭和30年代の仲間で話しが盛り上がりました。
良い事も悪いことも一杯あった。
ちょっぴり古くて懐かしいときを浮かべながら…
明日も皆様にとって素敵な一日てありますように。