最後のエッセイ☆

沖縄鉄道の話しが話題だ!

2030年を目標として…
わたし、すっかりおばあちゃんになってるゞ
青い海をボーと見てるだけの電車の旅もいい
今日で今年の上半期も終わり

琉球新報の落ち穂での執筆も今日で終わりました。

一度も読むチャンスのなかった方々から日記に載せてと言われて最後のエッセイを張り付けますね。
ちょっと長いけど読んで頂けたら幸いです。
今日まで半年間この場所を与えて頂いた。その間に自然の脅威に身の縮む思いをした。そこから生まれたのは心と頭が手を繋いで懐かしい匂いのする時代にタイムスリップをする事。これからの自分を励ましていく為に。あれは東京オリンピックの頃、家の前の道路等舗装もなく埃が立つ中よく水まきをした。遠くから聞こえてくるのは豆腐売りの吹くラッパの音だった。懐かしい豆腐のにおいが思いだされる。サッカリンの入ったアイスケーキを売るおじさんのベルの音もする。近所に映画館が四軒もあり2階の映写機の所へ行っては不思議を感じていた。洗濯機の脱水はローラーを手動で回しては平たくなって出てくる洗濯ものを見ては日本人の技術に驚きを感じていた。学校帰りに急に降り出した雨、台湾坊主が来たぞーとか放射能が降って来たぞーといっては慌ててタオルで髪を拭く。気がつくと車を運転したり怖かった飛行機も利用する。経済と産業が右肩上がりになればエネルギー消費も平行していく。生活が豊かになればなるほど人間は自然エネルギーよりも高度技術に邁進した。アインシュタインは凄いしビル・ゲイツも凄い。世の中進み過ぎたのそれともアトムの世界は想定内の事なのかしら?等と。私はきっと過日の災害がなかったらタイムマシンにスイッチオンしなかっただろう。東京社発行の『コドモノクニ』を見つめてほっと懐かしく恋しい気持ちが蘇った。そしてこれからも私は文明に喜びと同時にそのリスクに覚悟と心の強さを持って生きると決めている。いつも心に太陽と懐かしい玉手箱をぶら下げて。今日が最後の執筆となった。沢山のお客様や知人に声をかけてもらいエールを頂いた。お店のお客様をネタにするぞと脅してみたりあの話しってもしかして俺の事?と聞かれたりもした。現場と執筆の忙しさでつれあいはメイド役もしてくれた。特にN新聞社に勤める友人には新聞紙面の決まりのようなものを教わった。そしてこの場所を与えて頂いた琉球新報の皆様にも心から感謝を申し上げます。またいつかどこかで。

今日も一日有難うございました。

明日からの半年も充実した日々を送っていきましょう。

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