私のムズムズ

私のムズムズ

風邪を引いてしまった…

食べて…
寝て…
さめる。

後はただ起きて仕事に向かう朝なのに…

頭の中に覚醒なし…

ピローの横に置いてある好きな作家の本を開く…

「ソースが濃くてしつっこく
煩わしく感じはじめる
倦怠をいささか覚えはじめる…

その弛緩に反省とか回想とか呼ばれる虫が
むっくり背をもたげて
ひそひそと入り込んでくる。
両極端は一致するという定理が
そろそろ動きはじめる…」

開高健の食の王様の中より

風邪で身体の痛みを煩わすのは
辛いと脳に指令を出しているわがまま虫に
この格段に贅沢である言葉の美味の虫に
遊び相手になってもらうわたし…

開高健の晩年も残された
家族も短命だった…

開高健の分離しずきた生き方だからこそ
知性や感性は研ぎ澄まされた…

風邪の虫はやっと首をあげて
あんた普通でよかったね。
普通を維持するのって意外に大変なのよ。

普通に
いや今日は着物を着る体力が戻らず
パンツスタイルで店へ行く

食べ物を提供する仕事は
生き方を提供するという。

明日はどんな一日になるのか?

関わるすべての人、
物に感謝をしていきます。

皆様も素敵な一日をお過ごし下さいませ☆

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