あ~!吉屋信子さま~☆
明治生まれの吉屋信子が昭和七年頃に出した『わすれなぐさ』
最近は小説はほとんど図書館たよりの私なのに迷わず手にしてレジ前に立つ☆
平素より山吹をお引き立て下さり誠に有難うございます。
吉屋信子は徳川の女等のイメージしかなかったのに、
百年前かと思う位にわすれなぐさの中に出てくる背景があまりにもお洒落で三越、松屋、丸善、横浜等など女学生の上流乙女文学が彼女の出発点だった事に驚いてしまった。
平塚らいてうらと同時代の彼女が同性愛をカミングアウトしているのもわすれなぐさで自己投影していると何かに書いてあったけれど、
そんなのお構いなしに人気作家であり、
今もコミック化されて生き続けている。
今、なんとなくだけど美輪明宏の顔が浮かんだのは何故だろう…。
おそらく自分の生き方に大きく絶対壊れないたおやかな背骨があるんだろうね。
人って不思議だね。
言葉で人を射る。言葉は一言でも百通りの感じ方ある。
でも読み終えてもっと驚いたのは初版の日に買ったのは偶然だったのかしらん?
ちょっぴりゾーとした私なのです。
今日も日記にお出かけ下さり有難うございます。
今週も元気に♪
出会う皆様に沢山の幸せがあります様に☆☆