ガウンとピンクのガーター☆
学生時代…風邪を引いてる彼の家へ見舞いに出掛けた。
玄関先に出てきた彼はパジャマの上からガウンを着ていた…。
下町娘には眩しかった。
平素よりお引き立て下さり誠に有難うございます。
だから…結婚祝いは、赤と青のワコールのガウンを友達にねだった。
今日のお客様は何故ガウンの話しになったのか?
頭を揺すり整頓してみたが思い出せないけれど、
ものごころついた時から夜は、
ガウンが身体の一部だったと言っても何故か違和感ないのだから仕方がない。
そんな彼なのです。
同じテーブルにいながら、
ユニクロのスウェットとHERMESのガウンにパジャマにフリース?
何と無くよい時代になったものだと思う。
努力だけでは報われなかった頃に比べると仕事はないといっても多分よい時代なんだと思う。
私が学生だったあの頃は私にはあの家はあまりにも遠く冷たかった気がする。
今もまだあるのかも知れないけどあの空気は私には遠く…懐かしい記憶となった。
そういえば下着デザイナー作家と言われた鴨居羊子様の一文に
『上はお粗末な黒のセーターなのに私の中身はピンク色に輝きお腹はたえず一人笑いをした……
おしっこまでピンク色に染まっているようであった……』
今は亡き鴨居先生の素敵なフレーズが思い出された…☆
明日も皆様にとってよい一日となりますように☆